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窒素ガス発生装置のメリット・デメリット

窒素ガス発生装置を自社で保有すると、必要な時に必要な量の窒素ガスの製造が可能になりますが、設置スペースの確保が必要など準備面で大変な部分も。ここでは、窒素ガス発生装置の導入・運用面でのメリット・デメリットについてご紹介しています。

メリット

コストダウンになる

外部からボンベで窒素ガスを仕入れている場合、仕入れ費用や管理にかかる人件費がかかってきます。

自社で窒素ガス発生装置を持っていれば、ボンベを購入する必要がなく、必要な時に必要なだけ生産できます。自社内で自家生産ができ、原料である空気にかかる費用はゼロで済むなど、コストカットが叶います。

ガスボンベ管理によるロスタイムの解消

ボンベによる供給では移動や保管の手間がかかり、交換の際には生産ラインを止めるといったこともみられます。また、使用量の増加に伴って止める頻度が多くなれば、ロスタイムによる損失も膨れ上がります。

窒素ガス発生装置であれば、原料である空気はいつでも補給でき、生産ラインを止めることなく窒素ガスを供給することができます。

必要量に応じて増減できる

外部からガスボンベを購入している場合、その都度、必要な量を予測して発注する必要があり、場合によっては発注量が多すぎたり不足したりすることも。窒素ガス発生装置があれば、無駄に多く発注する心配もありません。

食品製造における繁忙期など製造量に変化があった際にも、柔軟な対応が可能になります。

窒素ガス発生装置とは?
種類と原理について解説

デメリット

設置スペースの確保が必要

窒素ガス発生装置は換気がしっかりされており、メンテナンススペースも含めた設置スペースが確保された設置場所が必要です。脱着時に排気ガスが排出されるので、狭くて換気が悪い場所では周囲の酸素濃度を高めて人体に悪影響を与えます。

また、揮発性や引火性のある物質などがあると危険ですし、稼働音に配慮することが必要な場合もあります。

初期費用が掛かる

原料の空気は0円で、必要な時に必要な量だけ生産できるためランニングコストは抑えられる傾向があります。しかし、装置を導入しなければいけないことからイニシャルコストはかかります。

1台あたり数十万円台~、性能によっては百万円単位になるなど価格が異なります。また、サイズによっては据付工事が必要になることもあり、窒素ガス発生装置本体以外に費用がかかる場合があります。

定期的なメンテナンスが必要

油分や水分の吸着、粉塵や腐食性・酸性雰囲気ガスなどの影響で性能が低下していくため、日常点検やエンジニアによる定期メンテナンスは必須です。消耗部品の交換も必要となります。

その為、メンテナンスをスムーズに進めるために、制御パネルでメンテナンスをお知らせする機器もあります。

導入からメンテまで
相談のできる
おすすめメーカー3選へ

【業界別】おすすめの
窒素ガス発生装置3選

▼右にスクロールできます。

商品例 商品画像 特徴部分

【食品】
NP/NPK シリーズ
(アネスト岩田)
※コンプレッサ内蔵/別置

公式HPで装置の
詳細を見る

アネスト岩田 NP/NPK シリーズ

引用元:アネスト岩田公式HP:(https://www.anest-iwata.co.jp/products-and-support/nitrogen-generators/nitrogen-generators/np)

食品の鮮度を保持するための包装用ガスに

  • 乾燥物や生ものなど食品形態に応じたガス発生量に基づいて、適切な機種を選択可能
    (窒素ガス発生量:0.39~160N㎥まで)
  • 食品の包装や充填用のガスとして使用することで、鮮度を保ちながらコスト削減を実現

【半導体】
PSA窒素 ガス発生装置
(住友精化)

公式HPで装置の
詳細を見る

住友精化 PSA窒素 ガス発生装置

引用元:住友精化公式HP[PDF](https://www.sumitomoseika.co.jp/_assets/dl/product/gas/engineering/002.pdf)

薄膜の形成や化学反応のサポートをするガスに

  • 99.999%の純度を求められる半導体製造に適した窒素を生成可能
    (純度:95~99.999%、圧力:0.44MPaG)

【薬品・化学品】
Mini-CUBE シリーズ
(コフロック)
※コンプレッサ内蔵/別置

公式HPで装置の
詳細を見る

コフロック Mini-CUBE シリーズ

引用元:コフロック公式HP(https://www.kofloc.co.jp/product/product-2192/)

薬品の梱包や不純物を取り除く研究用のガスに

  • 薬品類の包装充填ガスとして使用することで、脱酸素剤を節減可能
  • 実験室や研究室の高純度パージガスとして、柔軟な環境生成に対応